たとえば、武蔵大学のサーバで学生たちがどれくらいの時間ポルノサイトを見 ているかという集計を取るつもりになれば、出来ないことではありません。 (実際に、大学として、そのような試みをしようという計画は存在しませんが)
同じようにポルノサイトも武蔵大学の学生がどれくらいの時間自分のサイトを 見たかを知ることは簡単にできます。ポルノサイト側としても、武蔵大学の学 生が自分のページを良く見てくれるようなら、SPAMメールを出して、さら に勧誘してみようと思い立っても不思議ではありません。
ただ、これは防ぎようのない情報流出です。ホームページを見るときにその情 報が利用されるかもしれない、ということを承知した上で利用するという心構 えが必要です。
さらに注意が必要なのは、「アンケートに答えて景品をもらおう」といったホー
ムページへのアクセスです。ホームページに住所や氏名や電子メールアドレス
を書き込めば、当然のことながら相手にその情報を渡すことになります。また、
インターネットの途中に潜む盗聴者(
参照)に知られることにも
なるかもしれません。
もちろんここで言いたいのは、アンケートに答えるなということではなく、ア ンケートに答えるにはそれなりのリスクを背負うということです。
これは実はインターネットの外でもみなさんが知らないうちに背負っているリ スクでもあります。みなさんは、レンタルビデオやレンタルCDを利用すること があるかも知れません。気づいた方もいらっしゃるはずですが、多くのレンタ ルショップでは、契約条項に、入手した個人情報を第3者に譲り渡すことがあ るという条項を入れています。みなさんは、個人情報流出に対するリスクを背 負ってビデオを借りていることになります。